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ウクライナ 基本情報

UKRAINE

UKRAINE
正式名称 ウクライナ/ Ukraine
元首 ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領 / Volodymyr Zelensky
人口 約4205万人(2019年、クリミアを除く)
首都 キエフ
民族グループ ウクライナ人77.8%、ロシア人17.3%、ベラルーシ人(0.6%)
言語 ウクライナ語(国家語)、ロシア語
宗教 ウクライナ正教及び東方カトリック教
面積 60万3,700平方キロメートル(日本の約1.6倍)
ビザ 90日以内の滞在においては、ウクライナのビザは免除。
電気・電圧 220V-240V/50Hz:Cタイプ
通貨 フリヴニャ(UAH)、補助通貨はコピーカ(100コピーカ=1フリヴニャ)
1UAH = 4.67円 ※2019年12月現在
国旗

ウクライナ国旗

「独立ウクライナの旗」と呼ばれる独立のシンボルであった旗を、国旗として制定したもの。青色は空、金色は小麦を表すという説と、青色は水、金色は火という説がある。
気候 大陸性気候で冬は寒く、夏は暑い。黒海沿岸地方は地中海性気候により近く、夏は乾燥し非常に暑くなる。ヤルタを中心とするクリミア半島南岸部はロシア帝国時代から現在まで、夏の保養地としての伝統が続いている。
交通事情 日本からウクライナへ : 国際電話認識番号+380+市外局番(0を取る)+電話番号
ウクライナから日本へ : 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号
電話のかけ方 ウクライナの空の玄関口であるボリスピリ空港から市街へは約40km離れており、バスやメトロを利用して市街まで移動する。キエフ市内の移動は主にメトロ、トラム、トロリーバス。その他の都市へは主に鉄道やバスでの移動となる。

出典:外務省の各国基本情報HP

都市情報

CITY INFORMATION

キエフ

「キエフ ~緑の都~」

ウクライナの首都。

ドニプロ川の中流に位置する街であり、ウクライナの中心地である。キリスト教(東方正教会)の聖地の一つであり、東ヨーロッパでは最古の都市。街の名前は「キーイの街」という意味であり、建都したキーイ公爵にちなんで付けられた。森に包まれるように街があるため、古都の魅力と自然美を体験することが出来る。ドニプロ川を見下ろす小高い丘の上にはキエフの旧市街があり、詩人のタラス・シェフチェンコの『私が死んだら葬ってくれ』と謳われた地でもある。

5世紀末から6世紀初頭にかけての期間にキーイを兄とする3兄弟が創建したとされている。ドニプロ川による貿易ルートと森林地帯、多民族の境界にあったことから その地域の経済の中心として発展していた。 882年にヴァイキングが征服し、『ルーシ(キエフ大公国)』という国家を創ると同国の首都となった。11世紀には中世ヨーロッパ最大の国の首都として栄えたが、1240年のモンゴル帝国からの侵略を受け、古キエフは壊滅し、『ルーシ』は亡国となった。 その後様々な国に属すが1648年にヘーチマン国家が誕生すると、キエフは文化の中心として再び栄え、コサック・バロック文化が培われる。

しかし、1654年にヘーチマン国家がロシア帝国の宗主権下に入るとキエフはロシア帝国に属することとなる。ロシア革命の際にはウクライナは独立運動を起こすが、ソビエト政府に対して敗北を喫してしまう。第二次世界大戦中にはドイツ軍による激しい破壊を受け一時占領下におかれるが、赤軍により奪還される。キエフは戦後、この際の激しい戦いを記念し「英雄都市」の称号を贈られている。。

1991年のソ連崩壊によりウクライナは独立、キエフは引き継ぎ首都として政治、経済の中心地としてなっている。

観光スポット情報

アンドレイ教会
ST.ANDREW’S CHARCH
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:水曜日

最寄りの地下鉄駅:ポシュトヴァ・プローシャア

女帝エカテリーナのキエフ訪問を記念して建設された教会。設計はエルミタージュ宮殿などのバロック建築を手掛けたイタリア人ラストゥレリです。非常に色鮮やかでエレガントな装飾が施されてます。天井まである巨大なイコノスタースが見所です。

アンドレイ坂
ANDRIIVSKY DESCENT
観光ポイント

最寄りの地下鉄駅:ポシュトヴァ・プローシャ

アンドレイ教会が見下ろすアンドレイ坂は石畳が続く非常に活気のある通りです。沢山の露天が軒を連ね、多くの観光客でにぎわってます。通りの両側には丘を見る階段があり、ドニエプル川や下町などの美しい景色を眺める事が出来ます。

ウクライナ独立記念碑
MONUMENT COMMEMORATING UKRAINE’S INDEPENDENCE
観光ポイント

キエフのメインストリート、フリシャーチク大通りにある記念碑。1991年にソビエトから独立した事を記念して建てられました。

キエフ創立記念像
MONUMENT TO THE FOUNDERS OF KIEV
観光ポイント

キエフはポリャーニン族のキィ・シェチェク・ホレフの三兄弟と妹のリービジによって5世紀後半に創られました。キエフはキィの町と言う意味を持ちます。ドニエプル川沿いに立つこの記念像には多くの新婚カップルが訪れます。

ソフィア大聖堂
ST SOPHIA CATHEDRAL
観光ポイント

開館時間:10:00~17:30、10:00~16:30(水曜日のみ)

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ゾロティ・ヴァロータ

現存するキエフ最古の教会。内部はフレスコ画モザイク画で壁を埋め尽くされてます。その他ヤロスラブリ賢公の像や11世紀の大聖堂の模型、大理石の床面などが見られます。

ペチェールスカヤ大修道院
CATACOMB(世界遺産)
観光ポイント

開館時間:9:00~16:00

休館日:火曜日

最寄りの地下鉄駅:アルセナリナ(駅から約1.5km) 

ウクライナで最も大規模で且つ古い伝統を持つ由緒正しい修道院です。1051年にアントニーとフェオドスィーの二人が洞窟で修道生活を営んだ事に始まります。地下墓地には修道僧達の遺体が安置されます。観光の名所であると同時に多くの巡礼者が訪れ祈りを捧げて行きます。

ボフダン・フメリニツキーの像
MONUMENT OF BOHDAN KHMELNYTSKYANDRIIVSKY DESCENT
観光ポイント

最寄りの地下鉄駅:マイダン・ネザレジュノスチ

コサックの英雄ボフダン・フメリニツキーの記念像です。聖ソフィア聖堂前の広場に建ってます。15世紀になるとウクライナにコサック社会が形成され、ウクライナ独自の文化を形成しました。ボフダンは17世紀のコサック・ウクライナとポーランドとの独立戦争の指導者です。

マリインスキー宮殿
MARIINSKY PALACE
観光ポイント

18世紀中頃に建築された宮殿。1811年の火災の後、丘の上に移されました。アレクサンドル2世がキエフを訪問した際に滞在した宮殿で、現在は迎賓館として利用されてます。宮殿の鮮やかな青が周囲の緑に非常に映える美しい宮殿です。

ミハイロフ修道院
ST. MICHAEL MONASTERY
観光ポイント

開館時間:10:00~18:00

休館日:なし

最寄りの地下鉄駅:ポシュトヴァ・プローシャア

パステルカラーに塗られた非常に美しい修道院です。ソビエト時代に宗教が弾圧された事により破壊されましたが、1997年に修復され、現在の形になりました。現在は聖ミハイル修道院歴史博物館となってます。教会の見学は自由だが写真撮影は不可です。向かいには広場を挟んでソフィア聖堂が見る事が出来ます。

黄金の門
GOLDEN GATE
観光ポイント

開館時間:10:00~17:30

休館日:木曜日

最寄りの地下鉄駅:ゾロティ・ヴァロータ

ウラジーミル通りにある11世紀初めにヤロスラフ賢公によって市の正門として造られました。当時、上部と柱部分が金色に塗られていた事からこの名前が付きました。13世紀にタタール軍により破壊された際、黄金は無くなってしまいました。

観光スポット情報

ツバメの巣
SWALLOW’S NEST
観光ポイント

1912年にドイツ人の富豪によって建てられた館。つい最近まで高級レストランとして利用されていたが現在は博物館のみとして利用されてます。

リヴァーディア宮殿
LIVADIYA PALACE
観光ポイント

開館時間:10:00~17:00

休館日:夏期(水曜日)、冬期(月、水)

ロシア皇帝ニコライ2世の夏の別荘として1911年に建てられたリヴァーディア宮殿。第二次世界大戦時に行われたヤルタ会談はここで行われました。

アループカ宮殿
ALUPKA PALACE
観光ポイント

開館時間:8:00~19:30(夏期)、9:00~17:00(春、秋期)、9:00~16:00(冬期)

休館日:なし

帝政ロシア時代のミハイル・ヴォロンツォフ伯爵が1846年にイギリスの建築家に建てさせた宮殿で英国チューダー様式の中にイスラム調が混在してます。

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