新・旅行ブランド「ディスカバーワールド」

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. 日本航空臨時便モスクワ到着時の入国審査・検疫検査の様子について(10/23到着便)

日本航空臨時便モスクワ到着時の入国審査・検疫検査の様子について(10/23到着便)

モスクワ・シェレメチェボ空港(SVO)当局の方針で、10月15日以降は全ての国際線(定期便・チャーター便の区別なく)はターミナルDで発着することとなり、JAL便も初めてターミナルDを使いました(従来は「国際線のチャーター便、臨時便はターミナルF」と指定されていた)。

1.入国審査
• 定期便・チャーター便で入国審査のレーンを分けるでもなく、またターミナルFで運用していたようなパスポートの回収と入国許可者リストとの照合もされなかった。
• 各ブースの入国審査官の審査もコロナ前の状況と変わらない、パスポートとビザのチェックのみで、時間もあまり掛からなかった。
• 上記は、HQSご本人およびそのご家族についても同様であった。

2.検疫検査
• 入国審査が完了した後、エスカレーターで手荷物返却場に降りる手前で、機内で記入した検疫質問票の回収とPCR検査陰性証明書の確認が実施されたが、こちらも1人当たり数分も掛からなかった。

3.考察
• 同じSVOの中でも、ターミナルFとDでは入国審査の運用方法が異なるようです。ターミナルDは、既に定期便運航が復活した国際路線も含めて発着便が輻輳しているため、定期便以外専用だったターミナルFで実施していた「入国許可者リストとパスポートの照合」は実施しないのかも知れません。
• ターミナルFは改修の為に閉鎖され、SVO発着の国際線は今後も暫くはターミナルDに集約されるとのことです。
• しかし、SVOの国境警備隊に確認したところ、「出発空港と国籍は見ている」とのことですので、在ロシア日本国大使館からお知らせのあった「入国制限の緩和措置は11月1日以降に日本からの直行便でロシアに入国する渡航者に適用される。第三国経由での渡航者は緩和措置の対象とならない。」が入国審査の際にチェックされるものと思われます。

情報ソース:特定非営利活動法人モスクワ・ジャパンクラブ

お知らせ一覧